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脳卒中の予防は発症確率から

      2016/05/05

脳卒中になる確率を知り予防する

今後10年間のあいだに脳卒中になる確率をはじき出すスコアがあります。突然やってくるイメージが強い脳卒中ですが、自分の発症率がわかっていると日ごろから対策したり予防できます。

どんな項目で点数が高くなるかがわかりますので、ふだんの生活習慣を見直すきっかけにもなりそうです

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がんセンターの脳卒中発症スコア

脳卒中を発症する確率の計算法を発表したのは国立がんセンターです。こちらのウェブページで詳しい内容を見られます。
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3284.html

国立がんセンターは、わたしたちが知っている治療のほかに「いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心疾患・糖尿病などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防に役立てるための研究を行って」いるそうです。

がん だけでなく脳卒中や心臓の疾患の予防に役立つ研究をしています。

14年の追跡調査で作った脳卒中のスコア

平成5年に茨城、新潟、高知、長崎、沖縄の5保健所管内の住民、40代から60代の6万人にアンケート調査をしたそうです。そのうち血液をもらった1万5千人に14年の追跡調査をしました。

そのうち脳卒中になった人は790人で、脳卒中になった人、ならなかった人の比較から「脳卒中になる確率」をはじき出しています。

このスコアは母数が大きい実際の発症から割り出しているのです

高血圧でなければ脳卒中になる確率は35%減る

高血圧などのリスクを完全になくすことができた時に、防ぐことが可能となる脳卒中発症者の割合も発表されました。(人口寄与危険度割合)

  • 高血圧 35%
  • たばこ 15%
  • 肥満  6%
  • 糖尿病 5%

どれも脳卒中と関連があるといえるのですが、一番関連が高いのはやはり高血圧です。

血圧が高いと脳卒中になるリスクが高いということが数値になって表れています。

脳卒中を予防する

高血圧などの症状があれば通院しきちんとお薬を飲むなどの必要な対処をすることが脳卒中の予防にもっとも大切です。

その上で脳卒中の発症スコアで自分の状況を計算してみますと、どれくらいのリスクをもっているかがよくわかりますので、生活習慣の改善に役立ちます。

脳卒中発症スコアから生活改善

ポイントが高いほど脳卒中のリスクが高いスコアです。

  • 年齢は高いほど加点
  • 性別は男性6点、女性0点
  • 肥満度が高いほど加点
  • たばこを吸っている場合、男性なら4点、女性は8点加点
  • 糖尿病は7点加点
  • 血圧は高いほど加点、降圧薬を飲んでいるとより高い

 

こうして見ますと、高血圧のほかに年齢、性別、肥満、喫煙、糖尿病などの要素が絡んで脳卒中になりやすいことがわかります。

各要素の関連度合も違えて配分されていますので、言葉で説明されるよりも、自分のどの部分がリスクになっているかがよく把握でき脳卒中の予防になります。

 - 血圧・血行